レビュー PC 「Company of Heroes」

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XFX GeForce 8800GTに付属していたCompany of Heroes (以下CoH) のレビューになります。Company of Heroesは2006年9月に発売されました。

体験版もあり
■ 【4Gamer.net】[体験版]Company of Heroes

点数


4.5/5 (5点満点中4.5点)

評価


満足度が高くボリュームも十分以上のゲームでした。

RTSという事でグラフィックに関してはあまり注目していなかったのですが、その質は非常に高いことがわかりました。
確かにリアルタイムで描画されるカットシーンの質をFPS的な視点から見るとオブジェクト、モデリング、テクスチャの荒さが気になります。
ですが、そのカットシーンからカメラが滑らかにRTS画面へ移行するシーンを目の当たりにすると、本当にそのままのクオリティでRTSを楽しめてしまう事の方が重要なことに気付きます。
レビュー一番最後のスクリーンショットで掲載しているクオリティがそのままカットシーンからRTS画面へ移行出来る、しかもRTSの場合には何十というユニットが同時に動く。
それらを考えた場合、よくぞこのクオリティで大量のユニットを動かせるなぁ、と感心しました。

シングルプレイのキャンペーンは15のキャンペーン全てをクリアしましたが、後半に行くにつれ戦車による戦闘がメインになるので、その部分が少し残念でしたがそれ以外は非常に楽しくプレイできました。
オマハビーチ上陸、空挺部隊、V2ロケット基地の破壊、高地奪取、高地防衛、野砲破壊、バラエティに富んでおりどれもお勧めできます。

特に192高地の攻略はかなり骨の折れる作業で、ドイツ軍側も大量の戦車、爆撃を投入、アメリカ軍側も単に戦車を投入するだけでなく、迫撃砲、鹵獲した対戦車砲、ユニットのレベルアップ等、死力を尽くす戦いをRTSで堪能できるのも良いです。

私はRTSが得意でないので、1つのレベルをクリアするのに場合によっては1時間以上かかったりしましたが、得意な人ならもっと短時間でクリアするのも可能でしょう、ボリュームは十分にあります。

不満に感じた点は、
・保有できるユニットの上限が低い
・土嚢や鉄条網を構築すると場合によってはマップを大回りして設置する場合がある
・後半は戦車がメイン
・空軍の支援は多少あるものの、海軍の支援は殆ど描かれていない
・サウンドが似通っている
・ストーリーはあって無いようなもの
・最新パッチを適用する場合、2GB近いパッチのダウンロードが必要
・マルチプレイをする場合CDキーとアカウントの紐付けが必要
くらいでしょうか。

もし第二次世界大戦ネタに抵抗が無い、RTSをそんなにプレイしていない。といった人ならばCompany of Heroesはお勧めのゲーム、非常に面白かったです。


システム


Real Time Strategyかつ第二次世界大戦の欧州戦線を舞台にしたゲームです。
他のRTSと違って原料を発掘するわけにいかないので、CoHではマップ上のテリトリーを確保することにより、原料に当たるリソースを得ることが出来ます。
BattleFieldで言う所の旗を確保したら歩兵生産や戦車生産に割り当てるポイントが増えるよ、といった感じです。

職種によって能力の違いがハッキリと書き分けられています。
歩兵、迫撃砲、工兵、狙撃兵と得意な分野が全く異なっています。
また敵を倒す事により、ユニットのレベルが上昇したり、ユニットが装備している武器をレベルアップさせる事も可能です。
戦車や装甲車も同様にレベルアップや砲塔のレベルアップが可能になっています。

能力による違いが大きいので、たとえば歩兵が戦車に立ち向かっても通常全滅させられますが、マップ上に置いてある対戦車砲やパンツァーシュレックを得ることによりユニットの戦闘能力の向上、それにより職種が少ないながらも幅広いユニットを擁する事が可能になっています。
またMG42を拾えば歩兵ユニットから3人抜けて、新たに機関銃兵の別ユニットに移る事になったりします。
ただし戦車や装甲車は鹵獲出来ません。

敵を倒したり倒されたりする事により、コマンドポイントを得ることが出来ます。
このコマンドポイントで「歩兵」「空挺」「装甲車」の3つから1つ好きな分野をアップグレード出来る様になり、そのキャンペーン中、「装甲車」のアビリティであれば通常生産できない強力な戦車を投入する事も可能になります。
但しキャンペーンによってはアップグレード対象が最初から決められている場合があります。

シングルプレイは15のステージから成り立つキャンペーンモードとスカーミッシュ。キャンペーンモードでは特定の条件を満たすことによりメダルの獲得が可能です。
例えば狙撃兵で30人殺害や、50分以内にクリア等々。

キャンペーンは主に市街地での戦闘ながら特定のオブジェクトや要所の破壊だけでなく、防衛、橋の修復もありバラエティに富んでいます。
攻略すべき場所は決まっているものの、マップ内を攻略する順番は決まっていないので、自由に攻略することが可能です。

スカーミッシュではキャンペーンモードでプレイ出来なかったドイツ軍側で操作することが可能です。また対1CPUだけの戦いだけでなく、味方側に最大3CPUを含めることにより4vs4対戦が可能です。

マルチプレイもあるのですが、最新パッチを適用するとアカウントとCDキーの紐付けが必要になるので今回マルチプレイは未評価です。

スクリーンショット


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グラフィック


1.70パッチで設定出来る最高設定でプレイしました。

本ゲームはDirectX9とDirectX10に対応していますが、DirectX9環境下でも非常に美しいグラフィックを楽しむことが出来ました。
今回1600x900とい中途半端な解像度でプレイしましたが、アンチエイリアスを4xに設定した場合、RTS視点でプレイする場合は25fps~50fps程度、エフェクト等で重くなる場面では20fps近くにまで低下しました。
またカメラを移動させて地面と平行にする場合もfpsの低下が激しいです。
アンチエイリアスをカットするとRTS視点時には60fps以上を確保できます。

またゲーム内の設定からアンチエイリアスの使用を設定しても、そのままで半透明素材にアンチエイリアスが掛かりませんが、
ForceWare上からSuperSampling をONにすれば有効になります。

グラフィックはRTSとは思えないほどの美しさを実現しています。
特にエフェクト類は美しく、通常省くであろう跳弾の表現もしっかり再現されています。
特に戦車対戦車のシーンはカメラをアップで見ると、車両の部位によって跳弾の方向が変わっている位のこだわりっぷりです。
また爆発シーンのエフェクトも非常に美しく、爆撃機による爆撃エフェクトやM4 シャーマン・カリオペから発射されるロケットのエフェクトは何度見ても飽きることはありません。

モデリングやオブジェクト類の品質は、RTSとして何百ユニットも動かすことを前提に考えているためか、カットシーン時に見ると荒さを感じますが、RTS操作時には十分なクオリティと考えて良いかと思います。

また物理エンジンのHAVOKとの相性が良いのか、オブジェクト(建物、壁、戦車、装甲車)が壊れた際の崩壊っぷりは見ていて気持ち良い出来に仕上がっています。

RTSながらキャラクターモーションもしっかり描いてあります。リロード、攻撃、しゃがみ、ほふく等、普通省いても問題無いと思われる部分も見ることが出来ます。


サウンド


戦闘中にBGMあり、インパクトの残るBGMでは無かったです。

銃火器によってサウンドは変わりますが、例えば機関銃なら機関銃の音と決まっているので、アメリカ側、ドイツ側でも同じ機関銃の音が鳴るのが少し不満に。

またユニットも移動や攻撃する際に声を発してくれるので中々楽しませてくれます。今回プレイしたのは日本語版ですが、アメリカ軍は英語ボイスをドイツ軍はドイツ語ボイス。




CoH Wikiによると英語版も日本語化が可能らしいです。Opposing Frontsセットなら少しお得に。

プレイ環境


CPU : intel Core 2 Quad Q6600 (3GHz動作)
VGA : XFX GeForce8800GT 512MB (Core 670MHz , Mem 1950MHz , Shader - 1650MHz)
     ForceWare 175.19
MEM : 2GB
OS : Windows XP SP3

インストール後の容量
4.05GB

1.70パッチを使用、難易度は中級を選択してプレイ。

設定
解像度 : 1600x900
シェーダーの質 : 高画質
モデリングの質 : 高画質
アンチエイリアシング : 4x
テクスチャー精細度 : 超高画質
影 : 高画質
反射 : 高画質
後処理 : オン
建物精細度 : 高画質
物理演算 : 高画質
樹木の質 : 高画質
地形精細度 : 高画質
エフェクト密度 : 超高画質
エフェクト密度 : 超高画質
オブジェクトスカーリング : オン
モデリング精度 : 一番右

関連サイト


Company of Heroes Wiki
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