レビュー PS2 「METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY」

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PS2 METAL GEAR SOLID2 SONS OF LIBERTY(以下MGS2)をクリア

過去に何度もクリアしていますが、今回はストーリー部分もじっくり堪能しつつのプレイだったので、今更ではありますがレビューをしておきます。

プレイ動画




感想


点数
3/5 (5点満点中3点)

MGS1から強化されたアクション要素は非常に面白くプレイ中何度も無駄にローリングをしてしまうほど魅力的です。
またロッカーに敵を詰め込んだり、エルードで敵をやり過ごしたりと、敵との化かし合い要素も楽しいです。ただエルード操作が必須になるようなマップは殆ど存在しないのはちょっと寂しいかな、と。

麻酔銃が登場したことにより、敵に対するアプローチが増えた事は非常にプラスになっています。絞める?麻酔銃で眠らせる?脅す?ローリングでやり過ごす?エルードで隠れる?殴る?その場その場でプレイヤーに選択肢があるのが、凄く心地良いんですね。殆ど、敵にバレル→麻酔銃で眠らせる→次のマップへ、という流れになってしまいがちではありますが。

一方メインストーリー、遺伝子や情報統制という内容は深く理解できるのですが、いかんせんそれを理解させるために大量の無線・ムービーを聴く・読むというのは、アクションやスパイゲームを期待する人には苦労する作業かなぁと。クリアした後に無線内容を自由に確認できたら良かったのですが。

あとやはりスネークで操作させて欲しいという多くのユーザーの意見は理解できるなぁと。いや雷電が嫌いって訳ではないんですよ、MGS1のソリッド・スネークと同じパターンをなぞっている話を、無線で聴かされた時はなるほどと思いましたから。
でもやはりスネークでプレイできる時間が余りに短いのが問題でしょう、と。挙句に終盤では簡単に敵に捕まったりして伝説の英雄が泣くよーと。

じゃぁつまらないの?と聞かれると、いや面白いんだけどテンポがね…と。

ストーリーの深い部分への考察は別ページに書きました。
■ PS2 「MGS2」ストーリー確認作業



ストーリー


ソリッド・スネークを操作するタンカー編では、海兵隊が開発する新型メタルギアの調査、雷電を操作するプラント編ではテロリストに囚われた大統領の救出、そこはMGS進むにつれストーリーは二転三転します。

MGS1同様、無線の裏側、突如現れる集団等、ストーリーにグイグイ引きこまれ、またMGS1のストーリーの全貌もプラント編後半で明らかになりますが、いかんせん無線及びムービーシーンの語りの割合が大きく、ゲームプレイ→無線・ムービー→ゲームプレイとMGS1ではテンポが良かったものの、MGS2では無線・ムービーの量が大きく取られておりテンポの悪さが目立ちます。

勿論無線もムービーもスキップできますが、ストーリー全体及びキャラクター設定を知るには聴くか読むしかないので、かなり無線シーンで間延びを感じるでしょう。

今作はストーリーに遺伝子、情報統制が含まれており、加えて「愛国者達」という存在も出てくるので余計に話が複雑になっています。ただMGS1及びMGS3をプレイしているとMGS2の無線・ムービーの内容は深く理解できます。

システム


MGS1から変更は無く、同様に敵に見つからずに目的を達成させる諜報・スパイゲームです。

画面構成はMGS1と同じで、カメラワーくも俯瞰カメラでほぼ同じなのですが、解像度の向上に伴って、カメラワークも見やすく調節されています。ときたまカメラを自由に動かせたらなぁ、と思う場合がマップやボス戦では有ります。

MGS1ではスナイパー(PSG1)やスティンガー使用時と周りを見渡す際にしか主観モード(FPS)が使えませんでしたが、MGS2からは殆どの銃器で主観モードの射撃が利用できます。これにより敵との遭遇時や監視カメラ破壊等の細かい操作が可能になり、ゲームの幅を良い方向に広げています。

また壁に張り付いたり、角で敵を相対する際に使うビハインドカメラもMGS1から強化されています。MGS1のビハインドカメラでは敵の位置情報を確かめる程度でしたが、MGS2ではビハインドカメラの状態から、攻撃に即座に移行出来る様に改良されています。麻酔銃やグレネードもビハインドカメラ状態から使用可能です。
ただし壁に張り付いたまま攻撃に移行する際に、マップの構造と主観モード時における入力方向の違いが、上手くシステム的に解消できていないので、壁に張り付いたまま敵がいる通路まで移動すると間違って通路まで出てしまうというミスも発生しやすいです。
( これは1つのマップ内を固定カメラで、且つカメラが見下ろす方向を複数設定しているために発生する。自由カメラか、マップ内ではカメラの見下ろす方向を一定方向にすれば解消できるが… )

敵に発見された際の敵警戒システムは、MGS1より向上しておりMGS1より難易度は上がっています。加えてMGS1ではマップ移動をすれば警戒が解かれましたが、MGS2では警戒モードがマップ移動でも引き継がれており、また警戒中は敵がマップをまたいで追ってくるので、より緊張感・緊迫感がある闘いが得られます。

見つかった際の段階は、
危険モード (レーダー使用不可、無線で敵仲間が増える)

回避モード (レーダー使用不可、ロッカー内やテーブルの下を調べる)

警戒モード (レーダー使用可、敵が警戒巡回)

潜入モード (レーダー使用可)
となり、MGS1の敵AIから賢くなっています。

難易度設定も追加されており、MGS1が難しいと感じる人にはVERY EASYやEASYを、慣れている人はNORMALやHARDでプレイすると良いでしょう。敵に発見されても逃げ切れる設定が嫌という人は、発見されたら即ゲームオーバーという設定もあるので、自身がある方は是非。

スネークのアクション要素も向上しており、ゆっくり歩く、走る、ローリング、小さい段差を乗り越える、エルード(ぶら下がり)があり、ゲームの幅を大きく広げています。特にエルードはマップによっては、大きくショートカットが可能になったり、敵から上手く逃れることが可能になります。ローリングは、スパイ映画の主人公の如く、ゴロンゴロン転がれるのでゲームプレイ中に、何度も利用することになるでしょう。

グラフィック


PS2初期に(2001年11月発売)発売されたものの、発売前から話題になっていただけあって、当時としては完成度の高いグラフィックを誇る。流石にPS2後期に発売されたゲームに比べて劣るが、プレイしていてプレイするには問題無いグラフィックレベルに到達。

当時ソリッド・スネークがタンカーに乗り込む際のムービーがプリレンダかリアルタイムかで論争が起きたのは懐かしい思い出です。もちろんリアルタイムだったわけですが。

キャラクターモーションやフェイシャルアニメーションも見所の一つでしょうか。キャラクターモーションはリアルとフィクションが上手く取り混ぜられており、SD解像度では問題無いレベルのモーションです。PS1では実現できなかったフェイシャルアニメーションの強化により、ゲーム中のキャラクターの表情もCGにより上手く再現されています。

サウンド


オープニングの壮大なメタルギアのテーマ曲で気持ちは高ぶること必至。雨音や風の音、無機質な音等、満足のいく仕上がりになっています。

銃器類の音は若干軽さと、偽物っぽい音なので、あまり褒められる物ではなく、MGS1よりは良くなっている程度。

MGS2 SONS OF LIBERTY の場合、音声は日本語で楽しめる。日本人声優の演技力は素晴らしい域に達しており、十分に作品世界に没頭できるレベル。ただしソリッド・スネークとソリダス・スネークの声優が同じなのは、ちょっと不満。

ちなみに MGS2 SUBSTANCEの場合は英語音声のみ。

スクリーンショット


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関連サイト


■ METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY HD EDITION | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト
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