■ Windows10のスリープ不安定問題 その1以前の記事でWindows10をスリープさせるとHDDのLEDが付きっぱなしでスリープに移行せず、リセットを押さないと何もできない問題が出ていると書きました。
この問題が厄介なのは再現率が100%ではなく、スリープが成功するときもあれば失敗するときもあるという頭が狂いそうになるパターンです。
またネット上によくあるスリープから復帰できないという問題は発生しておらず、スリープ状態にさえなってしまえば復帰は100%可能とこれまた厄介な症状。
ただし、スリープ復帰後に壁紙が黒くなる、右クリックのメニュー文字列が表示されない、Explorerの反応が鈍くなるという、これまたよく分からない問題も。
ハイバネーションを無効化
以前の記事に書いた
・LPM設定
・SSDのホットプラグ設定
・AHCI Link Power Management
の設定は行っていないです。
1. スタートボタン → 右クリック → コマンドプロンプト (管理者) を起動
2. powercfg /h off
3. C:\からhiberfil.sysが消えた事を確認
(ファイル → フォルダと検索のオプションの変更 → 表示タブ → 詳細設定 → 保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない、のチェックを外して確認)
4. Windows 再起動
5. もう一度コマンドプロンプトを起動
6. powercfg /a
以下のスリープ状態がこのシステムで利用可能です
スタンバイ (S3)
のみになっていたら成功。

ハイバネーションを無効化すると電源設定の高速スタートアップの設定が消えます。
マウスのスタンバイ状態を解除、の謎
ハイバネーションを無効化し、さらにデバイスマネージャーから
「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」
というのをマウスのみ無効化。

ところがマウスのスタンバイ解除を無効化するとスリープに入れず(画面は消えるがPC内のファンは回り、HDDも動いている)、キーボードを押しても復帰できなくなり結局リセットボタンで再起動させる必要が。
(使っているのはLogicoolのマウスG402、キーボードはK270)
こちらの設定は「~解除できるようにする」にチェックを入れなおすと無事にスリープしてくれました。もしかしたらLogicool製品との相性かもしれません。
とりあえずこれで様子を見ます。
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